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投資詐欺検証ラボ
「あなたはいくらもらえる!? 最大18億円があたる!」と書かれた当選広場の広告バナー
「最大18億円があたる!」とうたう当選広場の入口広告。**誰でも高額が当たるかのように見せる** のは、当選詐欺の典型的な入口です(画像:当選広場の広告より)。

「当選広場(当選☆広場)」は詐欺?「18億円が当たる」とギフトカード請求の手口を検証

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結論を先に置きます

「あなたはいくらもらえる!?」「最大18億円があたる」「お金配り」——そんな広告からLINEへ誘導される 当選広場(当選☆広場) の話です。 結論を先に3つ置きます。 入口では誰でも高額が当たるように見せますが、申し込んでいない抽選で当選金が受け取れることはありません国民生活センターも「申し込んでいない宝くじや懸賞に当選することはありません」と明言しています。 LINE登録後はグループLINE(ぐるちゃ)とアプリ風サイトへ誘導されます。「受け取れた」という書き込みが並びますが、第三者の信頼できる口コミは確認できません 最後に「当選金の受け取りには登録料が必要」として、コンビニのギフトカード(Amazonギフト券等)を買わせ、番号を伝えさせます。番号を伝えた時点で、そのお金は取り戻すのがほぼ不可能になります。 すでに登録してしまった方・ギフトカードを買うよう言われている方・家族が誘われている方に向けて、順番に整理します。

まずは3つに分けて見る

① 入口の広告
広告・運営側の見せ方
「最大18億円があたる」「お金配り」「裏広告に当選したあなただけ」
確認できる事実・公的見解
申し込んでいない抽選で当選金は受け取れない(国民生活センター)。当選を装う入口
② 登録後の流れ
広告・運営側の見せ方
グループLINEで「受け取れた」の声、アプリをインストール
確認できる事実・公的見解
「アプリ」は ホーム画面に追加させているだけ。第三者の信頼できる口コミは確認できず
③ お金の請求
広告・運営側の見せ方
「当選金の受け取りに登録料が必要」
確認できる事実・公的見解
受け取りに先払いを求めるのは詐欺の典型。ギフトカード番号は伝えると取り戻し困難

先に書いておくと、「当選広場」という固有名について、逮捕や行政処分などの公的記録は、編集部が確認した範囲では見つかっていません。運営者の実体も特定できていません。 だからこそこの記事では、国民生活センター・消費者庁の公的な注意喚起だけを土台に、確認できる手口の構造と、被害に遭わないための判断材料を整理していきます。

① 入口の広告——「18億円があたる」の見せ方

当選広場の賞金一覧。1等1億円、2等6,000万円、3等1,500万円、4等500万円、参加賞Amazonギフト券3,000円分と表示されている
入口に並ぶ賞金一覧。**1等1億円・参加賞でもAmazonギフト券** と、誰でも何かもらえる構成。下部に「副業紹介」とあり、当選サイトと副業勧誘がつながっています(画像:当選広場の広告より)。

当選広場の入口広告は、ルーレットで「1等1億円」「最大18億円があたる」などと表示し、誰でも高額が当たるかのように演出 します。「お金配り」「裏広告に当選したあなただけ」という、特別感をあおる言葉も並びます。 しかし、ここがそもそもの落とし穴です。国民生活センターの消費者トラブルFAQは、宝くじ当選を装う連絡について次のように述べています。

詐欺の疑いがあります。申し込んでいない宝くじが当たることはありません。

国民生活センター 消費者トラブルFAQ「宝くじに当たったという連絡が来た。本当か。」

ルーレットを回せば必ず高額が当たる、申し込んだ覚えもないのに当選している——この時点で、まともな抽選ではないと考えるのが自然です。「あなただけ」「特別ルート」「裏広告」 といった言葉で気持ちをくすぐるのは、当選詐欺の常とう手段です。

② 登録後の流れ——グループLINEとアプリ風の誘導

広告からLINEに登録すると、まず グループLINE(ぐるちゃ) に案内されます。そこでは「マジで簡単にお金もらえた」「5,000万の当選金も受け取れた」といった書き込みが次々と流れます。

グループLINEに並ぶ「マジで簡単にお金もらえたwww」「年配の私でも簡単にお金を受け取れましたよ」などの書き込み
グループLINEに並ぶ「受け取れた」という声。**都合のいい体験談ばかりが並ぶのは、運営側が用意したサクラの疑いが強い** 構図です(画像:当選広場のグループLINEより)。

にぎわっているように見せて「自分も大丈夫かも」と思わせるのは、典型的な手口です。SNSや検証サイトを調べても、第三者が「当選広場で本当にお金を受け取れた」と語る信頼できる声は確認できません。見つかるのは「これは詐欺では?」という不安の声ばかりです。 次に「当選☆広場」という アプリ のインストールをすすめられますが、これは本物のアプリではなく、ブラウザの共有ボタンからホーム画面に追加させているだけ です。追加したアイコンを開くと高額当選が表示され、「受け取りには手続きが必要」とお金を求める流れに入ります。

当選広場のFAQ。Q1お金配りと副収入案件どちらの情報がもらえますか、Q2グループLINEって安全なんですか、Q4裏広告ってなんですか、などの質問が並ぶ
サイト内のFAQ。「お金配り」と「副収入案件」「裏広告」といった言葉が同居しており、**当選サイトが副業勧誘の入口を兼ねている** ことがうかがえます(画像:当選広場のサイトより)。

③ 本丸——ギフトカード請求の手口

ここが一番の問題です。高額当選を表示した後、「受け取りには登録料が必要」などと理由をつけて、コンビニでギフトカードを買い、その番号を伝えるよう求めてきます。受け取りページには「受取期限は原則本日中」と何度も表示され、考える時間を与えません。 本物の当選金なら、受け取るのにこちらがお金を払う必要はありません。国民生活センターは、当選を装ってお金を請求する手口についてこう述べています。

「当選金を受け取るため」などと言って事前にお金を請求されたら、詐欺です。後で元が取れるなどと思わず、絶対にお金を支払わないでください。支払ってしまうと、取り戻すことはほぼできません。

国民生活センター「心当たりのない海外宝くじや懸賞に当選したというSMSが届いた」

支払い手段に ギフトカード(電子マネー)の番号 を使わせるのも、この種の詐欺の定番です。コンビニで買ったカードの番号を伝えるだけで相手にお金が渡り、現金と違って取り戻すのがほぼできなくなります。国民生活センターは、未納料金をかたる詐欺への注意喚起の中で、手口の構造についてこう明言しています。

コンビニ等で電子マネーカードを購入するよう指示し、番号を教えさせる方法は全て詐欺です。

国民生活センター「覚えのない未納料金を請求する詐欺に注意!-請求に応じない!電子マネー番号を伝えない!-」(2024年)

※この注意喚起は本来、未納料金をかたる別の詐欺を契機に出されたものですが、「コンビニで電子マネーを買わせ、番号を伝えさせる」という手口そのものへの公的な警告 として読み取れます。当選広場のギフトカード請求も、構造はまったく同じです。 「登録料を払えば当選金がもらえる」と信じて払っても、今度は別の名目でさらに請求されるだけ、というのがこの種の案件の常です。ギフトカードを買うように言われたら、それは詐欺だと考えて間違いありません。

運営情報——「認定NPO法人」「ベーシックインカム」の正体

「当選広場について」「認定NPO法人が認める、パーソナルなベーシックインカムが日本に導入」といった説明が書かれた黒地に金文字の資料
「認定NPO法人」「ベーシックインカム」といった、いかにも公的でお金がもらえそうな言葉が並びます。**裏付けとなる団体名・登記情報は示されていません**(画像:当選広場のサイトより)。

当選広場のサイトには「JAPAN認定法人」「認定NPO法人が認めるベーシックインカム」といった、公的で信用できそうな言葉が使われています。しかし、本当に1億円・18億円もの大金を配れる団体だという裏付けは、どこにも示されていません。公的な雰囲気の名称を使うのは、信用させてお金を出させるための演出と見るのが自然です。 消費者庁も、SNSをきっかけにした「もうけ話」について注意を呼びかけています。著名人・公的機関を装った勧誘が増えているとし、「SNS上で勧誘を受けた場合は、まず疑ってみるようにしましょう」としています。なお、消費者庁・国民生活センターが「当選広場」という固有名を名指しで注意喚起した記録は、編集部が確認した範囲では見つかりませんでした。固有名がリストに無いことは、安全を意味しません。

当選・お金配り案件のチェックリスト

  • 申し込んでいない抽選・懸賞で「高額当選」と通知が来たら、その時点で詐欺を疑う
  • 当選金・配当金の「受け取り」に、登録料・手数料・税金などの先払いを求められたら払わない
  • 支払いに「コンビニでギフトカード(Amazonギフト券等)を買って番号を教えて」と言われたら、すべて詐欺と考える
  • 「本日中」「今すぐ」と急かされても、いったん手を止めて家族や公的窓口に相談する
  • グループLINEの「受け取れた」という声は、運営が用意したサクラの可能性が高いと考える
  • 「認定NPO法人」「ベーシックインカム」など公的に見える言葉は、団体名・登記を自分で確認する

まとめ|「受け取りにお金を払わせる当選」は、すべて疑う

① 入口の広告
結論
「18億円があたる」は当選を装う入口。申し込んでいない抽選で当選金は受け取れない
② 登録後の流れ
結論
グループLINEのにぎわいはサクラの疑い。アプリはホーム画面に追加させているだけ
③ ギフトカード請求
結論
受け取りに先払いを求めるのは詐欺の典型。番号を伝えると取り戻しは困難

当選広場は、高額当選を見せかけて最終的にギフトカードを買わせる構造の案件です。すでにギフトカードを買ってしまった方も、これ以上お金を払わないこと がいちばん大切です。やり取りの記録(スクリーンショット)は消さずに残しておいてください。

POINT

不安なときは、お金を払う前に公的窓口へ

「登録してしまった」「ギフトカードを買うよう言われている」——そんなときは、お金を使う前に相談してください。 ・消費者ホットライン 188(いやや):最寄りの消費生活センターにつながります ・警察相談専用電話 #9110:詐欺被害・トラブルの相談窓口 一人で判断せず、ギフトカードの番号を伝える前に、必ず誰かに確認することが被害を防ぐ最大のポイントです。

【結局のところ、安全?危険?】編集部の本音

「で、結局この案件って、申し込んでいいの? ダメなの?」 ここまで読んでくれた方が一番知りたいのは、たぶんこの一点だと思います。 気持ちは、すごく分かります。 編集部としては、公的記録・契約条件・SNSの体験談まで、ひと通り目を通したうえで、「自分の家族や友人から相談を受けたら、どう答えるか」の答えはちゃんと持っています。 ただ、ネット上の記事は誰でも読めるので、踏み込んだ判断材料は本記事には書ききっていません。 もう一歩踏み込んだ話は、LINEで個別にお返事しています。

一人一人寄り添ってご相談をお受けします。LINEで編集部に相談する

ヒント

編集長タダシより

「この案件、どう思います?」――そんな質問、LINEで気軽に投げてください。 LPのURL、勧誘文のスクショ、契約書の写真。 どんな材料でも大丈夫です。 返信は、編集長のタダシ本人が、公開情報の範囲で整理してお返しします。 相談料は1円もいただきません。 広告も、アフィリエイトリンクも貼っていません。 投資詐欺検証ラボは、そういう運営をしています。

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