本文へスキップ
投資詐欺検証ラボ
投資家テスタ氏(YouTube動画キャプチャ)
「300万円から100億円超」というインパクトで知られるテスタ氏。今回は本名・経歴・投資手法・現在のポートフォリオまで、本人発信と公開情報で整理します。

投資家テスタの本名は永井崇久?高卒フリーターから累計利益100億円までの経歴・手法・評判を公開情報で検証

公開:

  • #テスタ
  • #永井崇久
  • #個人投資家
  • #ポートフォリオ
  • #情報リテラシー
  • #ナンセ

結論を先に置きます

テスタ氏の話を、ざっくり3行でまとめるとこうなります。 本名は非公開だが、大量保有報告書とSNSの符合から「永井崇久」氏である可能性が極めて高い。 高卒フリーター時代の元手300万円から、2024年に累計利益100億円を達成。20年間トータルでマイナスなし。 現在は短期売買から離れ、「最強の50億円分散ポートフォリオ」構築フェーズにシフト。日本円の暴落にも耐える設計が目標。 この3つを軸に、本人発信と公開情報の範囲で検証します。 テスタ氏本人の発信は公式X(@tesuta001)で確認できます。

まずは結論|「経歴」「手法」「現在」は分けて見る

テスタ氏に関する情報は、断片的に見ると「すごい人」「真似できない」で終わりがちです。 3つの切り口に分けると、何が本当にすごくて、何が真似できないのかが見えてきます。

① 経歴(本名・出身・学歴)
結論
本名は永井崇久説が有力、兵庫県神戸市出身、最終学歴は高卒
受け取り方
公開情報で照合可、本人発信とも符合
② 投資手法
結論
初期:スキャルピング → 現在:デイトレ+中長期のハイブリッド
受け取り方
資産規模に合わせて手法を変える柔軟さが肝。手法だけ真似ても再現できない
③ 現在の方針
結論
累計100億円達成→収支公開停止→50億円分散PFへ移行中
受け取り方
「増やすフェーズ」から「守るフェーズ」へ。攻めの利確より守りの設計

POINT

本記事のスタンス

本記事は、テスタ氏ご本人の実績を整理することで、フォロワー・受け取り側がどう情報を扱うべきかを考えるために書いています。テスタ氏ご本人は「本人を装うなりすまし詐欺」への注意喚起を継続しており、本人と偽アカウントは明確に分けて評価する必要があります(なりすまし対策の詳細は別記事「投資家テスタとは?実績と、本人を装うなりすまし詐欺への注意点」をご参照ください)。

プロフィールと本名「永井崇久」説

公開情報(本人発信・報道より)

活動名
テスタ(公式X:@tesuta001)
本名(推定)
永井 崇久(大量保有報告書名義)
推定年齢
40代半ば(1980年代生まれ・2019年時点で「40歳手前」発言)
出身
兵庫県神戸市
最終学歴
高校卒業(大学進学・就職はなし)
投資開始
2005年・元手300万円
活動名の由来
中学時代に飼っていた鳥の名前
座右の銘
「負けなければおのずと勝ちになる」

本名は「永井崇久」?大量保有報告書とSNSの符合

テスタ氏は本名を公表していません。 ただし、メドレックスやバルミューダといった上場企業の大量保有報告書に出てくる「永井崇久」名義について、SNSでの発言内容や売買タイミングがピタリと一致することが繰り返し報じられています。

投資家コミュニティでは、この符合から「本名=永井崇久」説が事実上の共通認識として扱われています。 大量保有報告書は金融商品取引法に基づく公的届出で誰でも閲覧可能ですので、確認したい方は EDINET で社名から検索できます。

芸人みなみかわと同じ事務所「ナンセ」に所属

2024年末、テスタ氏はお笑い芸人みなみかわ氏の個人事務所「合同会社ナンセ」(現・株式会社ナンセ)に所属したことを発表し、投資界隈・芸能界の両方で話題になりました。 投資家がお笑い芸人の事務所に所属するという珍しい組み合わせで、本人は「ナンセを選んだのはたまたま、完全にノリ」と語っています。

ナンセに入った経緯を伝える記事キャプチャ
『芸人報道 2024年末スペシャル』でみなみかわ氏が「うちの事務所にスカウトしたい」と紹介したのがきっかけと報じられている。

私生活(家賃160万円・生活費6,000万円)

2018年時点で、テスタ氏は150平米・家賃160万円の部屋に住んでいることを公表しています。

150平米・家賃160万円の家に住むに至った経緯を語る本人発言キャプチャ
「車を買おうと思ったら駐車場が空いていなかった」というのが引っ越しのきっかけ、と本人が語っている。
生活費6,000万円・車込みで1億円という発言キャプチャ
「勝っているときは使ったらいい。じゃないと、何のためにトレードしているんだろうって考えてしまう」――生活費の使い方についての本人発言。

現在は結婚しておらず、独身で彼女もいないと本人が明かしています。 過去には結婚約1週間前に破談になった経験があり、現在は「結婚は諦めている。一人暮らしが長く、誰かと暮らすのが面倒」と語っています。

高卒フリーターから100億円への軌跡

テスタ氏のキャリアは、ほぼすべて公開情報で時系列を追えます。 投資家としての特徴的なポイントは、いきなりトレーダーで成功したわけではなく、最初の2ヶ月は赤字スタートだった点です。

資産推移の年表(編集部独自整理)

2005年
資産・利益
元手300万円でスタート
節目
書店で1冊の投資本に出会い、独学で投資開始
2005年1ヶ月目
資産・利益
−30万円
節目
対人ゲーム好きから「相場は心理戦」と気づく
2005年2ヶ月目
資産・利益
−15万円
節目
「二度とやらない」と思った瞬間もあったと回想
2005年3ヶ月目〜
資産・利益
プラスへ転換
節目
2005年末
資産・利益
+91万円(年間利益)
節目
2006年
資産・利益
1,800万円到達(1年で6倍)
節目
2011年
資産・利益
1億円突破
節目
2013年
資産・利益
5億円突破
節目
アベノミクスで急拡大、人生で一番伸びた年
2016年
資産・利益
中長期投資も開始
節目
資産規模が大きくなり、スキャルピング限界を実感
2018年
資産・利益
25億円突破
節目
2020年
資産・利益
40億円突破
節目
2021年
資産・利益
50億円突破
節目
2024年2月
資産・利益
累計利益100億円突破
節目
毎日の収支公開をやめると宣言(「次のリスクを取るための攻めの選択」)
2013年アベノミクスで1億→5億になった本人発言キャプチャ
「2012年〜2013年がもっとも利益の伸び率が高い1年間になりました」――株式投資はその時の経済状況に左右される、と本人が語っている。
100億円到達後にSNS公開をやめた経緯を語る本人発言キャプチャ
「金額を気にすること自体が少し嫌になってきた」「友人に相談したら『100億円で止めるのがいいのではないか』とアドバイスされた」――2024年2月以降、日々の収支公開を停止。

投資手法の変遷

資産10億円までは「スキャルピング」中心

資産が10億円に達するまでは、数秒〜数分で売買を繰り返すスキャルピングがメインでした。 資金が少ない時期は、持ち越しリスクのないこの手法が最も効率的だったと本人が語っています。 圧倒的な回転売買が、テスタ氏の資産を爆発的に増やすエンジンとなりました。

現在は「デイトレ+中長期投資」のハイブリッド

資産が数十億円規模になると、自分の注文だけで株価が動いてしまうという壁にぶつかります。 そこでテスタ氏は、高配当株や年単位で持つ中長期投資にもシフト。 現在はデイトレの感覚を維持しつつ、腰を据えた投資を組み合わせるハイブリッド運用です。

POINT

ここが肝:資産規模に合わせて手法を変える

テスタ氏の本当の強みは、特定の手法を磨き続けたことではなく、資産規模に合わせて手法そのものを乗り換えてきたことです。「スキャルピングを真似る」のではなく「自分の資金規模に合った手法を選ぶ」という姿勢の方が再現性が高い、というのが受け取り側のポイント。

リスク管理ルール(最大ドローダウン -10%)

リスク管理についての本人発言キャプチャ
「保有資産が1,000万円だったら、100万円までは負けてもいい金額だと決めます」――投資前に許容できる損失額を決め、そのラインを割ったら躊躇なく切る、というルール。

テスタ氏が繰り返し語るのは、利益の出し方ではなくリスク管理の徹底です。 本人発信によれば、19年間でドローダウン(資産減少率)はデイトレ時代でも最大−10%に抑えられているとのこと。

テスタ氏自身による、リスク管理を徹底してきたことについての投稿(2023年12月3日)。

ヒント

損切りは「失敗」ではなく「次の利益へのステップ」

テスタ氏は3〜4割は損切りしているとも語っており、「損切り=損ではなく、適切な損切り=利益確定」という考え方を持っています。これは個人投資家にもそのまま応用できる原則です。

現在のポートフォリオ

テスタ氏が現在目指しているのは、「何が起きても生き残れる50億円分の分散ポートフォリオ」の構築です。 日本円の暴落や経済危機といった万が一の事態でも、破産しない堅牢な土台を作ることが最優先事項とのこと。

「最強の50億円分散ポートフォリオ」発言キャプチャ
「金のETFやオルカン、米国株やビットコイン、現金も含めたすべてのポジションを何も触らなくていい状態にしたい」――本人による目標設定。

スーパー長期ほったらかし口座(2026年3月時点)

アメリカ株
評価額
582,051,227 円
金ETF
評価額
389,629,500 円
井村ファンド
評価額
331,860,000 円
オルカン(全世界株式)
評価額
253,031,034 円
S&P500
評価額
145,466,598 円
「スーパー長期ほったらかし口座 定期的観察その12」――テスタ氏本人による定期報告の最新版(2026年3月13日)。

保有米国株(FIRE口座より)

テスタ氏が保有する米国株11銘柄の一覧表
リスクヘッジ観点で保有しているとされる米国株11銘柄(AAL、AMZN、DIS、GOOGL、GS、MCD、NKE、PFE、SBUX、UNP、VZ)。

発信メディア

書籍『マンガでわかるテスタの株式投資』

「マンガでわかるテスタの株式投資」書籍カバー
テスタ氏監修のマンガ形式入門書。投資初心者向けに専門用語をできるだけ避けて、基礎から考え方まで解説。

X(旧Twitter):@tesuta001(フォロワー100万人超)

公式Xでは、相場観・含み損益の状況・運用報告を継続的に発信。 影響力が大きいため、本人を騙る詐欺アカウントへの注意喚起も積極的に行っています。

YouTube(自身のチャンネル+松井証券『学べるラブリー』等)

難しい言葉に寄せすぎず、投資の基礎や心構えを話しているため、初心者にも入りやすい内容が多いです。

X上の評判(賛否両論)

賛:実績への賞賛・分析投稿

テスタ氏のトレード分析投稿(2026年2月23日)。「考えられる全ての動きを取りきっている」「その全てを言語化できている」と評価。
「真似できる気は1mmもしないので、大人しくスイングで自分の取れるところだけ取ります」というリアクション(2026年2月23日)。
「テスタさんのような天才の真似は誰も出来ません」「短期では明確な投資プリンシプル、長期では徹底した歴史観」という分析投稿(2025年11月24日)。

否:信用取引推奨への懸念・「イナゴ投資家」を生む影響力

信用取引推奨や税制への姿勢に対する批判的投稿(2025年9月30日)。
「信用取引は便利だってテスタさんが昔言ってたけど、空売りで踏み上げられて焼かれてる報告結構見る」という個人の所感(2025年2月14日)。

ナンセ所属への好意的な反応

「20年前なら絶対に考えられなかった」――トレーダーのイメージ向上に関する好意的な反応(2024年12月30日)。
「ナンセの2人目がテスタなのも、テスタが入った事務所がナンセなのもおもろすぎる」というファン的なリアクション(2024年12月29日)。

受け取る側のチェックリスト

テスタ氏に限らず、有名投資家の発信を参考にするときの汎用チェックリストです。

  1. 発信を見るときは、公式アカウント(@tesuta001)と1文字違いの偽物を必ず照合する
  2. DM・LINE・Telegram経由で個別銘柄を勧めてくるアカウントは、本人ではなくなりすまし
  3. 資産規模・時間軸・損切り判断が違えば、同じ銘柄でも結果は別物であることを忘れない
  4. 信用取引や空売りなど、レバレッジを使う手法を真似するときは、最大損失額を先に決める
  5. 「年収○億円」「○年で○倍」など派手な数字より、ドローダウン・リスク管理ルールを見る
  6. 本人が「100億円達成後に収支公開を止めた」事実を踏まえ、過去の数字をリアルタイムだと誤読しない
  7. 本人を装った投資勧誘・LINEグループ誘導は、本人公式から注意喚起が出ている

まとめ|3つに分けて持って帰ろう

長くなったので、冒頭の整理表をもう一度貼ります。

① 経歴
結論
高卒フリーター→2005年300万円スタート→2024年累計利益100億円
取るべき行動
「真似する」のではなく「資産規模に応じた手法」という考え方を学ぶ
② 投資手法
結論
スキャルピング→デイトレ+中長期のハイブリッドへ移行
取るべき行動
信用取引・空売りは初心者は慎重に。最大損失額を先に決める
③ 現在
結論
100億円到達→収支公開停止→50億円分散ポートフォリオ構築フェーズへ
取るべき行動
本人発信は「リアルタイム数字」ではなく「方針」として読む

テスタ氏ご本人の実績は、日本の個人投資家史でも稀有なものです。 一方で、本人を装った詐欺アカウントが多数存在し、本人公式からも繰り返し注意喚起が出ています。 本人発信は「公式X @tesuta001 のみ」で確認すること、DM・LINE誘導は本人ではない――この2点だけは持って帰ってください。

POINT

テスタ氏の名前を使った勧誘を受けた方は、まずLINEで

「テスタを名乗るアカウントから個別銘柄を勧められた」「LINEで『テスタの限定講座』に誘われた」――いずれかに当てはまる場合、それはほぼ確実になりすまし詐欺です。LINE公式アカウントで編集部に直接ご相談いただけます。

【結局のところ、安全?危険?】編集部の本音

「で、結局この案件って、申し込んでいいの? ダメなの?」 ここまで読んでくれた方が一番知りたいのは、たぶんこの一点だと思います。 気持ちは、すごく分かります。 編集部としては、公的記録・契約条件・SNSの体験談まで、ひと通り目を通したうえで、「自分の家族や友人から相談を受けたら、どう答えるか」の答えはちゃんと持っています。 ただ、ネット上の記事は誰でも読めるので、踏み込んだ判断材料は本記事には書ききっていません。 もう一歩踏み込んだ話は、LINEで個別にお返事しています。

一人一人寄り添ってご相談をお受けします。LINEで編集部に相談する

ヒント

編集長タダシより

「この案件、どう思います?」――そんな質問、LINEで気軽に投げてください。 LPのURL、勧誘文のスクショ、契約書の写真。 どんな材料でも大丈夫です。 返信は、編集長のタダシ本人が、公開情報の範囲で整理してお返しします。 相談料は1円もいただきません。 広告も、アフィリエイトリンクも貼っていません。 投資詐欺検証ラボは、そういう運営をしています。

関連記事

不安を感じている方へ

一人一人寄り添ってご相談をお受けします。LINEで編集部に相談する
迷ったら追加してください 私があなたの力になります