
高柳大輔のオニコロAIは怪しい?「競艇予測配信システム」と過去案件・運営実態を検証
公開:

タダシ
編集長のタダシです。 『オニコロAI』、AIと聞くと期待しますよね。 公的資料だけで、一緒に確かめましょう。
結論:中身が「競艇予想の配信」だと分かるまで、入金しないでください。 AIという言葉だけで判断しないでください。 「100円チャレンジ」の先に進む前に、いったん止まってください。
広告はAI搭載・資産構築をうたう一方、 説明画面では競艇予測配信システムだと書かれており、 開発10年という説明と過去案件、 運営や金額の見えにくさに引っかかる点があるためです。 ここから広告表現、過去案件との整合、運営と特商法表記を分けて確認します。
結論を先に置きます
「たった100円から始められる」 「AIが競艇を予測して資産を構築できる」 ——そう案内されるという『オニコロAI』は、 AIという響きと手軽さで関心を引く商材です。 ですが、説明画面をそのまま読むと、中身は競艇予測の配信とオンラインコミュニティだと書かれています。

競艇(ボートレース)は、国(国土交通省)の管理のもとで行われる公営競技です。 国土交通省の海事ページにあるとおり、レースの売上からは一定割合が運営側に差し引かれ、残りが払戻しに回ります。 つまり、参加者全体で見れば掛けた金額より払戻しは小さくなる仕組みです。 どれだけ優秀なAIでも、この仕組み自体を覆して確実に勝たせる保証はありません。
POINT
本記事のスタンス
まずは3つに分けて見る
情報が多いと、どこから見ればいいか迷います。 そこで、オニコロAIを3つの切り口に分けて並べます。 広告で言っていること、過去案件との整合、運営の3つです。
| 切り口 | 広告・案内で言っていること | 冷静に見たときの注意点 |
|---|---|---|
| ① 広告表現 | 「AIが競艇を予測」「100円から資産構築」 | 説明画面では中身は 競艇予想の配信とコミュニティ。公営競技は仕組み上、確実に勝てる保証がない |
| ② 過去案件との整合 | 「オニコロAIの開発に10年かけた」とされる | 2023年に競馬AI 『Speed Sprinter』 を販売していたと報じられ、10年一貫開発という説明と食い違う |
| ③ 運営・金額 | 「まずは100円チャレンジ」 | その先の費用・運営会社・返金条件が見えにくい。金融庁の無登録業者リストへの掲載は 確認できなかった |
① オニコロAIは「競艇予測の配信」とされる
まず広告の入口は、「AI」「資産構築」「100円から」という言葉で関心を引きます。 ここで一番大事なのは、そのAIが何をして利益を生むのかです。 説明画面を読むと、オニコロAIの中身は競艇の予測を配信する仕組みと、会員アプリ・チャットでのサポートだと書かれています。 つまり、株や投資信託のような資産運用ではなく、競艇(公営ギャンブル)の予想を受け取る商材だと読み取れます。
「AIだから当たる」「自動で稼げる」という売り方には、公的機関も繰り返し注意を促しています。 金融庁は「自動売買ソフトを使えば、なにもしなくても儲かる」などと言って一方的に勧誘してくるケースに注意するよう呼びかけています。 対象はFXや暗号資産ですが、「AI・自動で確実に儲かる」という売り文句そのものへの警戒は、競艇予想の商材にも当てはまります。
②「10年かけて開発」という説明を確かめる
オニコロAIについては、「開発に10年もの歳月をかけた」と説明されていると報じられています。 ところが、同じ高柳大輔さんは2023年ごろ、競馬のAIシステム『Speed Sprinter(スピードスプリンター)』を販売していたとされます。 そのLPでは「月利207%」「年利2495%」といった数字や、「スマホ1台完結」「人工知能AI×競馬システム」という表現が使われていました。


ここで整理したいのは2点です。 1つ目は、2023年に別のAIシステムを販売していたのなら、「オニコロAIに10年かけた」という説明とは整合しにくいということ。 2つ目は、競馬と競艇は別の競技で、予測に使うデータも考え方も異なるはずだ、という点です。 「AIで稼げる」という看板だけが共通し、対象だけが競馬から競艇に替わったように見える、という見方は十分に成り立ちます。
警告
「月利◯%」「必ず儲かる」という表現の注意点
案内役・高柳大輔の経歴は裏が取れるか
案内役の高柳大輔さんは、プロフィールで「埼玉県出身・現在33歳」「大学卒業後に外資系化粧品会社で全国1位の代理店メンバーとして活躍」「起業4年目で年商2億円を達成」などと紹介されています。

ここで確認したいのは、これらの経歴が第三者の記録で裏を取れるかです。 会社員時代の実績や年商2億円といった話は、本人側の説明であり、公的な資料で確かめられるものではありません。 また、競艇や投資の専門家としての経歴も、公的に確認できる情報は見当たりませんでした。 華やかなプロフィールほど、「言っているだけ」なのか「裏が取れる」のかを分けて読むことが大切です。
③ 入口は100円、その先と運営・特商法
オニコロAIは「100円チャレンジ」という低額の入口で案内されるとされています。 少額だと心理的なハードルは下がりますが、入口が安いことと、その先が安全であることは別です。 国民生活センターは、低価格を強調する販売サイトで、後から継続的な支払いが必要になるトラブルが急増していると注意を促しています。
また国民生活センターは2026年5月、副業や投資の名目で借金させる業者について、「AIで自動売買するソフトを購入させ、100万円以上の借金を負わせる」といった事例を挙げて注意喚起しています。 100円という入口の先で、高額なコミュニティ費用やバックエンド商材へ進む構図がないか、契約前に必ず確認したいところです。 この点は、同じ案内役の別案件である高柳大輔のLAST ANSWER(ラストアンサー)の検証記事でも整理しています。
運営・特商法表記から確認できること/できないこと
- 商材の中身
- 説明画面では「競艇予測配信システム+会員コミュニティ(6か月サポート)」とされる
- 入口価格
- 「100円チャレンジ」と案内されるが、その先の費用は明示が見当たらない
- 運営会社・特商法表記
- 今回の参考情報からは、運営会社名・所在地・返金条件を公的に確認できなかった
- 無登録業者の警告リスト
- オニコロAI・Speed Sprinter・高柳大輔いずれも金融庁の掲載は確認できなかった(=警告対象として公表されていないという意味にとどまる)
- 行政処分
- 消費者庁の特定商取引法 執行事例(2025年度)には対象名称の掲載を確認できなかった
口コミ・評判・実在は確認できるか
案内役の実績や運営の信頼性を確かめようと検索しても、十分な裏付け情報が出てこないのが実情です。 実際に「高柳大輔 投資コミュニティ」で検索しても、条件に十分一致する結果は表示されませんでした。

もちろん、検索で出てこないこと自体が「悪」だと決めつけることはできません。 ただ、数十万円を払うかもしれない相手の実態が、ほとんど確認できないという事実は、判断材料として重く受け止めるべきです。 複数の検証サイトでも「運営者の実在が確認できない」との指摘が出ていると報じられていますが、これらは公的情報ではないため、当サイトでは断定せず「確認できない」と整理します。
解約・返金はできる?
ネット通販やオンラインサービスには、訪問販売のようなクーリング・オフ(無条件解約)が原則ありません。 消費者庁の特定商取引法ガイドでも、通信販売は事業者が定めた返品・解約の条件に従うのが基本とされています。 オニコロAIについては、返金や解約の条件を公的に確認できませんでした。 返金条件が分からないまま入金するのは避けてください。
申し込み前のチェックリスト
迷ったときは、次の項目を1つずつ確認してください。 1つでも引っかかるなら、立ち止まる理由になります。
入金前に確認したい5項目
- ①中身は何か
- 「AI」という言葉ではなく、実際に何で利益が出る仕組みかを説明できるか(オニコロAIは競艇予想の配信とされる)
- ②数値の根拠
- 「月利◯%」などの数字に、第三者が確認できる根拠があるか
- ③運営の実在
- 運営会社名・所在地・代表者・特商法表記が公的に確認できるか
- ④総額と返金
- 100円の先にいくらかかるか、返金条件が明記されているか
- ⑤公的記録
- 金融庁・消費者庁・国民生活センターに関連する注意や処分がないか
まとめ
オニコロAIは、「AI」「100円から資産構築」という言葉で関心を引きますが、 説明画面を読むと中身は競艇予想の配信とコミュニティであり、 開発10年という説明は2023年の競馬AI販売と食い違い、 運営や費用、返金条件は公的に確認しにくい状態です。
繰り返しますが、高柳大輔さん個人を「詐欺師だ」と断定するものではありません。 ただ、確認できない事実が多いほど、入金は慎重になるべきです。 少しでも不安があれば、お金を払う前に、まず相談してください。
POINT
迷ったら、入金の前に相談を
【結局のところ、安全?危険?】編集部の本音
「で、結局この案件って、申し込んでいいの? ダメなの?」 ここまで読んでくれた方が一番知りたいのは、たぶんこの一点だと思います。 気持ちは、すごく分かります。 編集部としては、公的記録・契約条件・SNSの体験談まで、ひと通り目を通したうえで、「自分の家族や友人から相談を受けたら、どう答えるか」の答えはちゃんと持っています。 ただ、ネット上の記事は誰でも読めるので、踏み込んだ判断材料は本記事には書ききっていません。 もう一歩踏み込んだ話は、LINEで個別にお返事しています。
警告
ちなみに、知っておいてほしいこと

ヒント
編集長タダシより

