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投資詐欺検証ラボ
マネーセンスカレッジ「チーム7%」推奨ポートフォリオの1年間利回り表(合計5.2%)
公式が会員向けに示している運用例(2021年1月25日〜2022年1月25日)。100万円が約105万円、**この1年の合計利回りは5.2%** 。名前の「7%」は20年スパンの目標値であって、毎年7%が出る保証ではない——ここを最初に押さえておきたい。

マネーセンスカレッジ「チーム7%」の評判は?料金・運営会社・実績を公開情報で整理

公開:

  • #マネーセンスカレッジ
  • #チーム7%
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  • #全世界投資
  • #インデックス投資
  • #情報リテラシー

結論を先に置きます

マネーセンスカレッジの会員制プログラム「チーム7%」と、運営する株式会社Money Sense(代表・浅田修司氏)についての話。 先に結論を3行で置きます。 これは個別銘柄を「買え/売れ」と教えるサービスではありません。 全世界に分散して長く積み立てる(インデックス投資) という、わりと地味で王道の考え方を月額で教える 投資教育サービス です。 公的な記録(金融庁の無登録業者リスト、消費者庁の執行事例、国民生活センターの注意喚起)を確認した範囲では、行政処分や注意喚起の対象にはなっていません 。 いわゆる「LINEで億り人」みたいな煽り系とは、毛色がかなり違います。 ただし、名前の「7%」は 20年スパンの過去実績から出した目標値 であって、毎年7%が保証される数字ではありません。 そして 中途解約による返金は受け付けていない ——ここは入る前に知っておきたいポイントです。 本記事では「危険か安全か」を一言で決めつけず、サービスの中身・運営会社・実績と評判 の3つに分けて、判断材料を並べていきます。 なお、投資勧誘を行う業者が登録を受けているかは、金融庁の免許・許可・登録等を受けている事業者一覧で確認できます。

まずは3つに分けて見る

① サービス・料金
ざっくり結論
月1,980円/年21,780円の 会員制。中身は全世界分散(インデックス)投資の教育+推奨ポートフォリオ
判断の軸
個別銘柄の一発逆転ではない 。長期前提のサービスだと理解して入る
② 運営会社
ざっくり結論
株式会社Money Sense(2004年創業・石川県金沢市・代表 浅田修司)。事業は「投資教育」
判断の軸
運営の実体は古くからある 。一方で金融商品取引業の登録番号は公式に確認できず
③ 実績・評判
ざっくり結論
「7%」は20年の過去実績ベースの目標。直近1年の運用例は5.2%。口コミは賛否あり
判断の軸
目標値と保証を混同しない 。返金不可など費用面の条件も先に確認

前提として、本記事は「マネーセンスカレッジ=詐欺」とは書いていません。 編集部が確認した範囲では、金融庁・消費者庁・国民生活センターのいずれにも、行政処分や注意喚起の記録は見つかりませんでした 。 ただ「公的なトラブル記録がない=誰にとっても最適」ではありません。 料金・サービスの性質・返金条件を把握したうえで、自分に合うかを判断する ——その材料を整理するのがこの記事です。

POINT

分析マン的メモ:このサービスの“立ち位置”

投資系の有料サービスは、ざっくり2タイプに分かれます。 (A) 個別銘柄を配信して「これで儲ける」型 (投資顧問・銘柄配信) (B) 投資の考え方やルールを教える「教育」型 (スクール・コミュニティ) マネーセンスカレッジは明確に (B) の教育型 。しかも教える中身が「全世界に分散して20年積み立てる」という、ハイリスクとは正反対の地味な王道です。 この立ち位置を最初に押さえると、評判の読み方がブレなくなります。

① サービスの中身と料金

料金は月1,980円・年21,780円

チーム7%の料金とサービス(公式表記・編集部確認時点)

月額プラン
**1,980円(税込)/月**
年額プラン
**21,780円(税込)/年**(月額より年間1,980円お得)
開始時期
2013年4月(プログラムとしての提供開始)
主な提供物
推奨ファンド・アセットバランス、動画講座、マンスリーレポート、資産管理アプリ、会員限定ライブ 等
コンテンツ量
会員限定の動画・テキストが1,000本以上(公式表記)
質問対応
月4回程度の会員限定Zoomライブで回答(公式表記)

金額感としては、月1,980円は投資スクールの中ではかなり安い部類 です。 数十万円の入会金を取る投資講座が珍しくない世界で、月2千円弱・年2万円ちょっと。 ここは正直に評価していいポイントだと思います。 ただし「安い」と「自分に必要」は別の話。 何を教えてくれるサービスなのかを、次に見ていきます。

中身は「全世界分散・長期積み立て」

チーム7%が教えるのは、世界中の資産(株・債券・REIT)に分散して、長期で積み立てる という考え方です。 会員向けに示されている推奨ポートフォリオは、こんな配分(公式の運用例より)。

チーム7%推奨ポートフォリオの構成と1年間利回り(日本債券・日本株式・海外債券・海外株式・REITに分散、合計5.2%)
推奨ポートフォリオの一例(2021/1/25〜2022/1/25)。日本債券10%・日本株式20%・海外債券30%・海外株式(先進国/新興国)30%・REIT10%という **教科書的な国際分散** 。使うファンドも eMAXIS Slim 等の低コストインデックスが中心です(出典:公式の会員向け運用例)。

ヒント

ここは評価できる:煽りがない

ポートフォリオの中身を見ると、「月利15%」「3日で資産2倍」みたいな数字は一切出てきません 。 日本・海外の株や債券、REITを低コストのインデックスファンドで持つ。 これは金融庁が「つみたてNISA」で推奨してきた方向性とも矛盾しない、極めてまっとうな長期投資の型 です。 少なくとも「中身が危険な金融商品」ではない、という点は安心材料です。

② 運営会社・浅田修司氏について

運営会社:株式会社Money Sense

運営会社の基本情報(公式・特商法表記より)

商号
株式会社Money Sense(株式会社マネーセンス)
代表者
浅田 修司
創業
2004年11月
所在地
〒920-0852 石川県金沢市此花町5番6号 ライフ金沢第1ビル601A
事業内容
金融教育・投資教育・資産運用コンサルタント等(公式記載)
金融商品取引業 登録
**公式サイトに登録番号の記載は確認できず**(編集部確認時点)

ここで参考記事との 食い違い を1つ補正しておきます。 ネット上の一部評判記事では運営を 「合同会社Money Sense・福岡県福岡市天神」 と書いているものがありますが、これは古い情報です。 公式の沿革によると、2013年に合同会社へ、そして2023年12月に株式会社へ組織変更 。現在の所在地は 石川県金沢市 。 古い住所・社名のまま書いている記事は、情報の鮮度に注意したほうがいいサインです。

注意

「教育サービス」と「投資助言業」の境目

個別銘柄について「これを買え/売れ」と業として助言するなら、金融商品取引法の 投資助言・代理業の登録 が必要です。 マネーセンスカレッジは事業内容を「投資教育」と位置づけ、教えているのも特定銘柄ではなく 全世界分散という“型” 。 この形であれば投資助言業には当たりにくい、という整理が一般的です。 ただし会員限定で「推奨ファンド・アセットバランス」を有料提供している点について、登録が必要かどうかは専門家でも見解が分かれる論点 。 編集部としては「未登録だから違法」とも「完全に問題なし」とも断定せず、公式に登録番号の記載は確認できない、という事実だけ をお伝えしておきます。

浅田修司氏のプロフィール

浅田修司氏(公式プロフィールより)

生年・出身
1975年・東京都生まれ
学歴
1998年 立命館大学法学部卒業
経歴
ITベンチャーを起業し2年で80万人ユーザーを獲得後に売却 → 独学で投資を学ぶ
肩書
マネーセンスカレッジ代表/ファイナンシャル・プランナー/執筆家
自称実績
「デイトレーダー時代に年利回り200%超」(※本人プロフィール上の自己申告)

POINT

「年利200%超」は“自称”として読む

「デイトレで年利200%超」「27歳でファイナンシャルフリー」といった経歴は、本人の公式プロフィール上の自己申告 であり、第三者による検証記録は確認できませんでした。 これは浅田氏に限らず投資系インフルエンサー全般に言えることですが、過去の華々しい数字は「販促のための実績アピール」として、いったん割り引いて受け取る のが安全です。 面白いのは、チーム7%で教えている内容(地味な全世界分散)と、この「年利200%」のエピソードが 方向性として真逆 だという点。受け取り手としては、教えている中身のほうを評価軸にするのが現実的です。

③「7%」の実態と評判

「7%」という名前の根拠

サービス名の「7%」はどこから来ているのか。 公式の説明では、過去20年間(2003年1月〜2023年1月)の運用実績に基づき、年平均7.07% という数字を根拠にしています。 100万円が20年で約400万円になった計算、というわけです。

『1年後に必ず7%の利益が出る』わけではありません。投資にはリスクが伴い元本保証もありません。

マネーセンスカレッジ 公式サイト(チーム7%の解説ページ)

注意

目標値と保証を混同しない(ここがミソ)

「7%」は 過去20年の平均 であって、毎年7%が約束される数字ではありません 。これは公式自身がはっきり明言しています。 さらに、根拠にしている2003〜2023年という期間は、リーマンショック後の 世界的な株価上昇局面 を多く含みます。 同じ20年が次も再現される保証はどこにもありません。 冒頭のヒーロー画像の運用例でも、直近1年(2021〜2022年)の利回りは5.2% 。名前の7%には届いていません。 「7%」は看板・目標であって、確定利回りではない——ここだけは絶対に混同しないこと。

利用者の声(賛否)

SNS上の口コミを見ると、「考え方に納得して続けられる」というポジティブな声 と、「結果が出るまで長くて心が折れそう」というネガティブな声 の両方があります。 まずポジティブ側。

全世界に長期分散投資を徹底する、という利用者のSNS投稿
下落局面でも「全世界に長期分散だから」と握り続けられた、という声。**狼狽売りを防ぐメンタルの支えになっている** という評価です(出典:X/旧Twitter 投稿のスクリーンショット)。
浅田氏から丁寧な危機回避のメールが来た、という利用者のSNS投稿
相場急変時に運営から「危機回避」の案内メールが届いた、という声。**会員サポートが機能している** 場面の一例です(出典:X/旧Twitter 投稿のスクリーンショット)。

一方でネガティブ側。最も多いのが 「危機回避」の判断の難しさ に関する声です。

危機回避の後に相場が上がるのを繰り返すと心が折れる、という利用者のSNS投稿
「危機回避したのに、その後に相場が上がる」を繰り返すと心が折れる、という率直な声。**ルールを頭で理解していても、感情がついていかない** 難しさを表しています(出典:X/旧Twitter 投稿のスクリーンショット)。

危機回避という仕組みの読み方

チーム7%には、相場が大きく崩れそうな時にいったん資産を守る 「危機回避」 という考え方があります。 仕組みのベースになっているのは、移動平均線 のような相場の流れを見るシンプルな指標です。

ゴールデンクロスとデッドクロスの説明図(短期線・中期線・長期線と株価の関係)
短期の平均線が長期の平均線を下抜ける「デッド・クロス」で守りに入り、上抜ける「ゴールデン・クロス」で戻す、というのが危機回避の基本イメージ(出典:相場用語の一般的な解説図)。

POINT

分析マン的メモ:危機回避は“万能スイッチ”ではない

この手のルールの弱点は、「だまし」 に弱いこと。 下げると思って守りに入った直後に相場が反発すると、上昇に乗り遅れる 。これを何度か食らうと、口コミにあったように「心が折れる」状態になります。 つまり危機回避は 「大暴落から資産を守る保険」 ではあっても、「常に最適なタイミングで売買してくれる魔法」ではない 。 ここを期待しすぎると、サービスへの満足度はむしろ下がります。長期で淡々と積み立てる前提の人ほど、相性がいい仕組みです。

入会前のチェックリスト

  • 「7%」は目標値で保証ではない ことを理解しているか(毎年7%は出ない)
  • 最低でも10〜20年続ける前提 のサービスだと納得できるか
  • 中途解約は返金されない こと(特に年額一括払いの場合)を確認したか
  • 教えているのは 個別銘柄ではなく分散の“型” だと理解しているか
  • 短期で増やしたい目的なら、そもそも合わない ことを認識しているか
  • 公式に 金融商品取引業の登録番号の記載がない 点をどう評価するか自分で決めたか
  • 月1,980円を 「教育・情報の月額費用」 として割り切れる金額か

ヒント

こういう人には向いている/向いていない

向いている人 :投資初心者で「何に分散すればいいか」の型を学びたい人/自分で銘柄を選ぶのが不安な人/20年単位でコツコツ続けられる人。 向いていない人 :短期で大きく増やしたい人/個別株のシグナル配信を期待している人/「毎年7%必ず」を保証だと思っている人。 サービス自体の良し悪しというより、自分の投資の目的と合うかどうか で決めるのが正解です。

まとめ|3つを混ぜずに見る

① サービス・料金
ざっくり結論
月1,980円/年21,780円。中身は全世界分散・長期積み立ての教育。煽りはない
押さえる軸
安いが、長期前提 。短期目的なら合わない
② 運営会社
ざっくり結論
株式会社Money Sense(2004年創業・金沢)。実体は古いが、金融商品取引業の登録番号は公式に確認できず
押さえる軸
運営の継続性は◎ 。登録の有無は自分で評価
③ 実績・評判
ざっくり結論
「7%」は20年の過去平均の目標値。直近1年は5.2%。危機回避は賛否あり。返金不可
押さえる軸
目標と保証を混同しない/返金条件を先に確認

マネーセンスカレッジは、SNSでよく見る「LINEで億り人」「AI自動売買で月利30%」系の投資詐欺とは、性質がはっきり違います 。 教えているのは地味な王道(全世界分散・長期積み立て)で、公的なトラブル記録も確認できませんでした。 この点で、いきなり警戒一色で見る必要はないサービスです。 ただし「安全=自分に最適」ではありません。 「7%」は保証ではなく目標、返金は中途解約だと出ない、効果が出るのは10〜20年スパン ——この3つを理解したうえで、自分の投資目的と照らして判断する。 講師の経歴や「年利200%」といった派手な数字ではなく、料金・サービスの性質・返金条件 で見極める。この習慣は、マネーセンスカレッジに限らず、あらゆる投資サービスを評価するときにそのまま役立ちます。

POINT

「この投資サービス、自分に合ってる?」と迷ったら

公式サイトのURL、案内メールのスクショ、契約書面の写真——どんな材料でも大丈夫です。 編集部の目で、料金体系・運営会社の登録・返金条件・口コミの分布 を整理して、判断材料として並べます。 「詐欺かどうか」だけでなく「自分の目的に合うか」まで、フラットに一緒に確認します。相談料は無料です。

【結局のところ、安全?危険?】編集部の本音

「で、結局この案件って、申し込んでいいの? ダメなの?」 ここまで読んでくれた方が一番知りたいのは、たぶんこの一点だと思います。 気持ちは、すごく分かります。 編集部としては、公的記録・契約条件・SNSの体験談まで、ひと通り目を通したうえで、「自分の家族や友人から相談を受けたら、どう答えるか」の答えはちゃんと持っています。 ただ、ネット上の記事は誰でも読めるので、踏み込んだ判断材料は本記事には書ききっていません。 もう一歩踏み込んだ話は、LINEで個別にお返事しています。

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ヒント

編集長タダシより

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