
「100万ポイ活 投資の秘密」(今村ももこ)は怪しい?運営会社の登記と特商法表記を検証
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タダシ
編集長のタダシです。 『100万ポイ活 投資の秘密』、気になりますよね。 公的資料だけで、一緒に確かめましょう。
現時点で詐欺と断定できる公的証拠は確認できません。ただし何で稼ぐのか、価格や責任者、住所の整合性が登録前に見えにくいため、中身が分からないまま進むのはおすすめできません。
なぜそう言えるのか。 順番に、公的資料で確認していきます。
結論を先に置きます
「主婦の私でも、おうちで月10万!」「スマホ1台・元手ゼロでできた方法を15分の解説動画で全部見せます」——Instagramの広告から案内される 「100万ポイ活 投資の秘密」(講師:今村ももこ氏)の話です。 まず結論から。 現時点で 「詐欺だ」と断定できる公的な証拠は確認できません。 ただし、中身がわからないまま登録を進めるのは、おすすめできない案件 です。 理由は3つ。 ① 「ポイ活」と「投資」という別物の言葉が混ざったまま、具体的に何でどう稼ぐのかが一切書かれていない こと。 ② 「無料動画→メール登録→LINE誘導」という導線が、国民生活センターが注意喚起する 「最後に高額商品を案内される」副業トラブルの典型パターン と同じ形であること。 ③ 運営の 合同会社ナチュラプラス について、特商法表記の住所(東京都新宿区)と 国税庁の法人登記情報の住所(神奈川県川崎市)が一致せず、販売価格や責任者名の記載もないこと。 この3点を、順番に見ていきます。

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結論だけ先に言うと、僕だったら登録しません。 中身が見えない案件に、メールとLINEを渡す必要はありません。
まずは3つに分けて見る
| 切り口 | 広告で言っていること | 確認できた事実・注意点 |
|---|---|---|
| ① 中身 | 「月10万」「100万ポイント」「元手ゼロ」 | 何で稼ぐのかの説明がない。数字の根拠・実績の記録も示されていない |
| ② 導線 | 「15分の無料動画で全部見せます」 | メール登録→動画→LINE誘導。典型的な高額商材販売の入口の形 |
| ③ 運営 | 合同会社ナチュラプラス(新宿区の住所を記載) | 登記上の本店は川崎市で表記と不一致。価格・責任者名・返品ルールの記載なし、連絡先はGmail |
先に書いておくと、本記事は今村ももこさん個人を「詐欺師だ」と決めつけるものではありません。 やりたいのは、広告の言葉と、公的資料で裏が取れる事実を分けて並べる ことです。 「無料」という言葉で人を集める案件ほど、その先でお金が動きます。 登録ボタンを押す前に、確認できる事実だけを冷静に見ていきます。

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無料という言葉が出たら、その先の有料導線を見ます。 僕なら、何で稼ぐのか分からないまま進みません。
①「ポイ活」と「投資」が混ざったまま、中身の説明がない

広告では「投資経験ゼロの主婦でもできた」「シンプルすぎる3つのステップ」と並びますが、よく読むと 「ポイ活」と「投資」という別々の話がひとまとめ にされています。 ポイ活は買い物などでポイントを貯めること。 投資はお金を運用して増やすこと。 リスクの性質がまったく違う2つを混ぜたまま、「利益が確定しているもうけ話の選び方」「企業広告を活用したお得な稼ぎ方」という抽象的な言葉だけが続きます。 具体的に何をして月10万円になるのかは、登録前には一切わかりません。 また「100万ポイント貯めた」という数字も、それを裏付ける記録や履歴は示されていません。 ポイ活で100万ポイント(≒100万円相当)を貯めるには、現実には相当な決済額や手間が必要です。 「元手ゼロ・スマホだけで簡単に」という説明とは、率直に言って整合しません。

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ポイ活と投資を混ぜる表現は、僕は怪しいと感じます。 リスクが違うものを一緒に見せる時点で立ち止まります。
②「無料動画→LINE」の導線は、典型的な高額商材の入口

登録の流れは「メールアドレス登録 → 15分の動画 → LINEへ案内」。 ここまでは無料です。 問題は、この形が 国民生活センターが繰り返し注意喚起している副業・情報商材トラブルの典型導線 と同じであることです。 国民生活センターは「スキマ時間に気軽に稼げる等とうたう副業トラブル!」(2024年9月)で、「SNS広告を見てアクセスすると、『これ以上ない儲け話』等の情報商材販売サイトに誘導され、購入してしまう」というパターンを紹介し、相談件数が増加傾向にあることを公表しています。 また消費者庁は2025年6月、「簡単な副業」をうたって 高額なサポートプランを契約させていた事業者(株式会社和)について、消費者安全法に基づく注意喚起を出しました。 認定された手口は「SNS広告→簡単に稼げると勧誘→高額プラン契約→報酬が得られない」というもの。 今回の案件と同じ構造の入口 です。 ※株式会社和は本件とは別の事業者です。 あくまで「この導線の先で何が起きがちか」の公的な実例として挙げています。

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無料動画はゴールではなく入口です。 僕なら、LINE誘導の先で何を売られるかを先に考えます。
注意
「登録は無料」でも、通販にクーリング・オフはありません
③ 運営会社を公的資料で確認する——住所が一致しない

特商法表記と登記情報の照合結果
- 販売事業者
- 合同会社ナチュラプラス
- 特商法表記の住所
- 東京都新宿区新宿5-11-30 新宿第五葉山ビル3F
- 登記上の本店所在地
- 神奈川県川崎市高津区末長1丁目24番地22-202号(国税庁法人番号公表サイト・2026年6月10日時点)
- 法人番号
- 4020003016203(2019年6月11日指定)
- 運営責任者の氏名
- 記載なし
- 販売価格・返品ルール
- 記載なし
- 連絡先メール
- Gmail(フリーメール)
運営の 合同会社ナチュラプラス は、国税庁法人番号公表サイトで実在が確認できます。 法人番号4020003016203、2019年6月設立の法人です。 ただし、気になる点が3つあります。 ① 登記上の本店所在地は 神奈川県川崎市高津区 ですが、特商法表記の住所は 東京都新宿区 のビル。 国税庁サイトの変更履歴に移転の記録はなく(2026年6月10日時点)、法的な拠点と表記住所が一致していません。 ② 消費者庁の特定商取引法ガイドは、通信販売の広告に「事業者の氏名(名称)、住所、電話番号」に加えて「事業者が法人である場合の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名」、販売価格や返品に関する事項の表示を求めています。 本件の表記には 責任者名・価格・返品ルールが見当たりませんでした。 ③ お金を扱う事業の連絡先が、会社ドメインのメールではなく 無料のGmail です。 どれか1つなら「小さな会社にはよくあること」かもしれません。 ですが、中身の説明がない商材 × 表記義務の不備 × 住所不一致 が重なったときは、立ち止まるべきサインだと考えます。

タダシ
住所や責任者名が曖昧な販売ページは、僕なら避けます。 小さな不備が重なる案件ほど、後で困ります。
登録ボタンを押す前のチェックリスト
- 「何でどう稼ぐのか」が登録前に具体的に説明されているか(説明がない=判断材料がない)
- 「元手ゼロ」「利益が確定」「誰でも月◯万円」といった断定表現を使っていないか
- 特商法表記に、事業者名・住所・電話番号・責任者名・価格・返品ルールがそろっているか
- 表記の住所を国税庁法人番号公表サイトの登記情報と照合したか
- 連絡先がフリーメールではないか
- 迷ったら消費者ホットライン「188」に電話して相談したか
とくに4つ目は、今回の検証でも効いたポイントです。 国税庁法人番号公表サイトは誰でも無料で使えます。 社名で検索して、表記の住所と登記の住所を見比べる。 これだけで分かることが、かなりあります。

タダシ
チェックリストで引っかかるなら、登録しないのが一番です。 迷ったら申し込みボタンの前で30秒だけ止まってください。
まとめ|「無料」の先が見えないものに、時間とお金を渡さない
- 「100万ポイ活 投資の秘密」は、何で稼ぐのかが説明されないまま「月10万」「元手ゼロ」だけを強調している
- 無料動画→LINEの導線は、国民生活センター・消費者庁が注意喚起する高額商材トラブルの典型パターンと同じ形
- 運営の合同会社ナチュラプラスは実在するが、特商法表記の住所と登記住所が一致せず、責任者名・価格・返品ルールの記載もない
- ネット通販にクーリング・オフはなく、買った後の取り消しは原則できない前提で判断する
- 困ったとき・迷ったときは消費者ホットライン「188」へ
もう一度、整理します。 この案件は、現時点で 「詐欺」と断定できる公的証拠は確認できません。 ですが、判断に必要な情報が、登録前にはほとんど開示されていません。 中身がわからない、価格もわからない、責任者もわからない。 わかっているのは「無料で動画が見られる」ことだけ。 その状態で渡すことになるのは、メールアドレスとLINE、そして「月10万」への期待です。 期待にお金を払う前に、事実を確かめる。 この記事がその材料になれば十分です。

タダシ
詐欺と断定しなくても、登録しない判断はできます。 僕なら、中身も価格も見えない案件には期待を預けません。
POINT
「この副業広告、登録して大丈夫?」と迷ったら
【結局のところ、安全?危険?】編集部の本音
「で、結局この案件って、申し込んでいいの? ダメなの?」 ここまで読んでくれた方が一番知りたいのは、たぶんこの一点だと思います。 気持ちは、すごく分かります。 編集部としては、公的記録・契約条件・SNSの体験談まで、ひと通り目を通したうえで、「自分の家族や友人から相談を受けたら、どう答えるか」の答えはちゃんと持っています。 ただ、ネット上の記事は誰でも読めるので、踏み込んだ判断材料は本記事には書ききっていません。 もう一歩踏み込んだ話は、LINEで個別にお返事しています。
警告
ちなみに、知っておいてほしいこと

ヒント
編集長タダシより

